「京都の文化」 へえ~!って感動する塀
京都の塀のあれこれについて。
九州大学の湯本先生と桂離宮見学に行った際、「桂塀」を見て感動!
こりゃ面白いな!と思い、京都の塀のあれこれを撮ってみました。
先生曰く「京都の建築文化には、ひたすら手間ひまをかけて昇華させてきたものが多く、実際に材料としての『もの』にお金を懸けてないものが多い」のだそうです。貧乏だったからなのか、今風に言うとエコっぽい?。。。
とにかく出来は素晴らしいものが沢山。。。。
「技術」と「知恵」とそして大切に維持しようとする「愛情」とその「維持費」があれば今でも十分可能ですね。
いろんなことを改めて考えるきっかけになりました。
これは桂塀の全景。
良く見れば、割った竹を組んでそこに生きた笹を編みこんだものであることが判ると思います。
割竹を組んだものです。
横にだんだんに組んでいる節の配置にこだわりが。。。
組んだらこうなるのですね。
桧皮(木の皮)を使ったこのタイプはまだ良く見かけますね。
如何でしょう?少し散策しただけでもこんなにあります。
特に東山の別荘地にはまだまだ多いようです。
私は専門職ゆえか、雨に対する劣化処理は???といった納まり(組み方)等々もとっても気になります。特に塀の頂部分のあたりが。。。
ちょっとした塀おたく。
先人の知恵・技術の集大成でもありますからね。
京都にはすばらしい住宅の塀がまだまだあるのですが、ひとまず今回はこのくらいで。
九州大学の湯本先生と桂離宮見学に行った際、「桂塀」を見て感動!
こりゃ面白いな!と思い、京都の塀のあれこれを撮ってみました。
先生曰く「京都の建築文化には、ひたすら手間ひまをかけて昇華させてきたものが多く、実際に材料としての『もの』にお金を懸けてないものが多い」のだそうです。貧乏だったからなのか、今風に言うとエコっぽい?。。。
とにかく出来は素晴らしいものが沢山。。。。
「技術」と「知恵」とそして大切に維持しようとする「愛情」とその「維持費」があれば今でも十分可能ですね。
いろんなことを改めて考えるきっかけになりました。
これは桂塀の全景。
良く見れば、割った竹を組んでそこに生きた笹を編みこんだものであることが判ると思います。
割竹を組んだものです。
横にだんだんに組んでいる節の配置にこだわりが。。。
組んだらこうなるのですね。
桧皮(木の皮)を使ったこのタイプはまだ良く見かけますね。
如何でしょう?少し散策しただけでもこんなにあります。
特に東山の別荘地にはまだまだ多いようです。
私は専門職ゆえか、雨に対する劣化処理は???といった納まり(組み方)等々もとっても気になります。特に塀の頂部分のあたりが。。。
ちょっとした塀おたく。
先人の知恵・技術の集大成でもありますからね。
京都にはすばらしい住宅の塀がまだまだあるのですが、ひとまず今回はこのくらいで。
by arnet-yama
| 2011-01-01 21:45
| コラム